他人の話ですが

考える人のイメージ画

本業は、飲食業の増田です。

4月に小学校1年生となった娘が、「ママの小学校の話を聞かせてー」と、最近よくせがみます。もう30年位前なので、記憶が曖昧…2年生の担任の先生が産休に入って…とか、3年生の担任の先生が愛鳥家で…とか、ああ、そんなこともあったなぁ…と懐かしく思い出しながら話してます。その中でも、5年生の担任だったM先生は、授業を中断してギターをかき鳴らすような、とても明るく熱い先生。みんな大好きでした。M先生の口癖は、「『私じゃない』って言う奴は最低だ!」でした。めちゃ極論ですが、先生曰く、「“他人ごと”と捉えてるから出る言葉」だからだそうです。このワードを使うと、いつも優しいM先生が烈火の如く怒るので、子どもながら使わないようにしてました。

先日メルマガのセミナーを開催したのですが、ある受講者の方からこんなメッセージをいただきました。「まだメルマガは導入していませんが、今回学んだことをSNSなどで反映させます!」と。“他人ごと”ではなく“自分ごと”として変換し、活かせる方は、商売の“センス”があると思いませんか?「異業種の話でしょ?」「それは貴方だからでしょ?」「静岡の例でしょ?」「うちと関係ないでしょ?」…そんなスタンスで話を聞いていると、視野は広がりません。うちの場合、商売が順調になりだしたのは、異業種のコンサルタントをされている方に、メンターをお願いしてからです。もし「現場感のない人からアドバイスなんて受けたくない!」というスタンスだったら…商売を辞めていたかもしれません。

他人ごとを、自分ごとに置き換えてみる。置き換えられて、さらに発展させられると、センスが磨かれます。いや、もともとセンスがあるからできるのかも?