無料の話

商品と対価のイメージ画

本業は、飲食業の増田です。

売上が良くないと、色んな方々から、色んなアドバイスをもらいませんか?うちもそうでした…「内装を変えたほうがいい」「メニューを書き直したほうがいい」などなど…今では笑い話ですが、「この料理を参考にしたら?」と『3分クッキン◯』のメモをくださった方もいました。無責任なアドバイスをいちいち聞いていると、本当に店が潰れます。そして、自分自身も潰れます…私たちも、危うく潰れかけました。でも、潰れませんでした。なぜでしょうか?

私たちは潰れる前に、友人でもなく身内でもなく、信頼できる他人にきちんとお金を払って、アドバイスをいただきました。どんなビジネスでもそうですが、そこに対価(お金)がないと「無責任」になります。例えば、「自分の家に来た人にご飯をご馳走する」のと「自分のお店に来たお客様に料理を出す」のは、どちらも同じ気持ちですか?逆の立場でも同じです(善意でご飯を食べさせてもらってケチをつける人がいたら、大した輩です…)。

対価(お金)を払う方も対価(お金)をいただく方も、「責任」が生まれます。一生懸命になります。店を潰したくないなら、他人からアドバイスを買いましょう…と、私は思います。